1月のみこころへの道

2022年01月24日

1月16日は寒い日で、しかもどんどんオミクロン感染者の増える中でしたが、若者たちがzoomの画面に元気にやってきました。
講師は卒業生の金田理恵さんでした。今年もエジプトの様子を話して頂きました。
金田理恵さんが今回お話してくださった内容を掲載いたします。

🌺先ずミニア サマルートの火傷
治療施設で生涯治療に携わられたシスターレイジェスについて。
私がサマルートを訪ねた時、火傷の治療のほかに障害のある子供を預かる教室を作ることが長年の夢だとその思いをお話下さいました。その後小さな部屋を教室に改装してその思いを実現されました。数年後急に倒れられそのまま亡くなられました。
サマルートでは今尚、シスターレイジェスの思いを引き継ぎ、その教室には多くの障害のある子どもたちが学びにきています。

🌺もう一人は、ファイユーム村に何十年も住み、村中の子供達に陶芸を教え育てたスイス人の女性イブリンについてお話させて頂きました。
昨年急逝するまで村から離れる事なく、陶芸学校で子供達が自立するまで見守ってきました。今では陶器のお店が村中に点在し、陶芸の村として知られています。
また彼女は村人に愛され、ファイユームの天使と呼ばれています。
ネフェルギャラリーの活動の中で大きな関わりを頂いた、二人の方についてお話しさせて頂きました。
【金田理恵:文責】