9月のみこころへの道

2019年09月20日

9月はシスター山路咲子を講師としてお招きしました。11人の参加者で、あけの星修道院の聖堂は若者たちで一杯になりました。祈りの導入として「主は水辺に立った」という曲が参加者を静かに祈れる状態に導いてくれました。
聖書はルカ14章1~14の箇所を読み、静かに個人でその個所を内省し、そして一人ひとり、感じたこと、心に響いたこと、疑問に思ったこと等を分かち合いました。
この箇所には二つのポイントがあります。一つは安息日にイエスが水腫を患っている人を助けたために、ファリサイ派、律法学者たちとの間に問答が起こります。しかし、彼らはイエスの教訓に反論できなかったのです。
もう一つは、イエスが例えを用いて彼らに挑戦します。「招待を受けた時、あなたは、『上席を選ぶ者なのか』、『末席を選ぶ者なのか』と心の在り方について問いかける場面です。「だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる」とイエスは訓話を締めくくります。参加者の分かち合いは自分の体験を踏まえ、考えてもいなかったような、豊かな分かち合いになりました。とても楽しい、元気な若者の祈りの会になりました。
次回は10月27日(日)です。講師は聖心会のシスター長野興子です。

記 菅野敦子