2月のみこころの道

2026年03月11日

春の訪れを告げる蕗の薹が土の中から頭を出しているこの頃、みこころの道が開催されました。
この蕗の薹は聖心女子大学構内に、人の目に留まらないような場所にひっそりと生息していました。

講師:シスター佐々木良子

講話のテーマ:
「『シノダリティ』の精神に沿った聖書の読み方に従い、グループ一人ひとりの言葉を丁寧に聴く」
この読み方の大事なポイントは、聖書を読む中で、聖霊の働きを聞き取ること。聖霊は「私たちをどのように導いているか」を観想し、聞き取ること。

内容: 参考資料
マタイの福音4章1~11  「悪魔の誘惑」
福音は、イエスが聖霊に導かれて荒れ野に行き、悪魔から誘惑を受けたことを語ります(マタ4・1-11参照)。

『イエスは、40日間断食した後、人間としての重荷を感じます。すなわち、肉体的なレベルでの飢え、道徳的なレベルでの悪魔の誘惑です。イエスは、わたしたちすべてが歩みの中で体験するのと同じ苦しみを味わいますが、悪魔に抵抗することによって、どうすれば悪魔の欺きと策略に打ち勝つことができるかをわたしたちに示します。』・・教皇レオ14世のお言葉より

聖書に出てくる3つの誘惑
① 空腹のとき石をパンに変えるように
②神の子なら飛び降りたらどうだ    
③もし、ひれ伏して私を伏し拝むなら、これを(国々とその繁栄ぶり)みんな与えよう

この聖書の読み方にルールがあります。内容を1回ごとに一人ひとりが黙読し、その都度、感じたことを分かち合う。この時、その人に対して質問がある場合は、又は確認したい事がある場合は質問できます。3回繰り返して最後に聖霊が働きかけられた共通のポイントが見えてきます。

それが、今日、このグループに働かれた聖霊の働きは、「自己中心的になりがちな自分の傾向を自覚し、互いに聴きあうことを通して、神様と人との繋がりを大切にしていくこと」ということでした。

少ない人数でしたが、神様の霊が静かに、ゆったりとした雰囲気の中で働かれたことを実感した時でした。お茶を飲みながら、幸せを感じ「本当に良かった」と思えた参加者の顔が印象的でした。

文責:シスター菅野敦子