聖ローズ=フィリピン・デュシェーンの祝日

2025年11月17日

聖ローズ=フィリピン・デュシェーンは1769年8月29日、フランスのグルノーブルに生まれました。

1804年12月、聖心会に入会。

1818年、4名の修道女と共にレベッカ号で出帆し、北米ニューオリンズに到着。

1841年、ポトワトミ族の少女たちの学校設立のため、3名のシスターと共にカンサス州シュガークリークへ赴きます。72歳のフィリピンは労働はできず、ポトワトミ族の言語を学ぶこともできませんでしたが、祈りに多くの時間を過ごし、「いつも祈っている婦人」という名で呼ばれ、慕われました。

フィリピンは多くの失敗を経験しましたが、彼女の宣教への熱意と会への忠実さによって、聖心会はその後も、南米、オーストラリア、日本と、世界に広がり、同時に国際性を最も強固な特色としながらも、一つの会であり続けることができたのです。

ローズ=フィリピン・デュシェーンは1852年11月18日に83歳で帰天し、1988年に列聖されました。

「私たちは、キリストのためにとても小さな土地を耕しています。
しかし、そのことをとても大切にしています。神は、私たちに偉大な業績ではなく、自らのために何もとっておかない心をお望みになるからです。」

(聖ローズ=フィリピン・デュシェーン)